マイナスイオンの効果(詳しい解説)

マイナスイオンって、具体的にどう体に良いの?
このような疑問にお答えするために、このページでは、マイナスイオンが私たちの体にもたらしてくれる効果をご紹介しています。

専門的な書籍には、マイナスイオンの効果を証明するたくさんの事例や研究結果が載っていますが、細かい内容まで含めると相当な数になるため、ここでは代表的なものに絞ってご紹介させて頂きます。

マイナスイオンの効果としては、直接的にマイナスイオンが体に作用する場合と、マイナスイオンによって空気がきれいになることで結果的に体調が良くなるという場合があります。
以下では、この2つの場合に分けてご紹介します。

直接的にマイナスイオンが体に作用して体調が良くなる

自律神経を整える

直接的にマイナスイオンが体に作用する場合として、自律神経を整えるという効果が挙げられます。

自律神経は、私たちの体温を調整したりや内臓の働きを促したりする機能を持つ、非常に重要な神経です。
これは、体を興奮させる方向に働く交感神経と、沈静させる方向に働く副交感神経から成り立っています。

交感神経と副交感神経は互いにバランスを取りながら、私たちの体をコントロールしているのですが、このバランスが崩れると、以下のように様々な悪い影響が出てきます。
頭痛、腰痛、肩こり、手足の震えやしびれ、胸の苦しさ、 全身のだるさ、下痢、便秘、胃腸の機能低下、めまい、不安感、イライラ、うつ症状、集中力の低下、朝の不調、不眠症、動悸、呼吸困難、パニック、多汗症などなど。

しかし、マイナスイオンには、このような症状を引き起こす自律神経の乱れを整える効果があるということが、様々な実験によって明らかになっています。

マイナスイオンの研究を進めていらっしゃる医学博士の琉子友男教授は「空気マイナスイオンの臨床および生理学的効果」という論文を発表なさっており、それによると、マイナスイオンと自律神経の関係が初めて明らかにされたのは、1960年。
カリフォルニア大学のアルバート・ポール・クルーガー博士の研究により、マイナスイオンの働きによって、神経伝達物質であるセロトニンの活性が高まることが発見されたとのことです。

セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれており、自律神経の働きを整える作用があります。
このセロトニンが活発に働くことで、交感神経と副交感神経のバランスが良くなるということですね。

睡眠の質が向上する

上の自律神経の話にも関連するのですが、マイナスイオンには、睡眠の質を向上させるという効果もあります。
というのも、良い睡眠を取るには、まさに自律神経のバランスが整っていることが必要だからです。

「自律神経は体を興奮させる方向に働く交感神経と、沈静させる方向に働く副交感神経から成り立っている」と先ほど書きましたが、寝る時間になっても交感神経が優位のままだと、体が興奮状態にあるのでなかなか寝付けません。

寝る時間にきちんと副交感神経が働き、体がリラックスモードに入ることで、質の良い睡眠を取ることができるようになります。

そして、この自律神経のバランスを整えてくれるのがマイナスイオンです。
マイナスイオンの働きによって自律神経のバランスが整えられるからこそ、結果的に睡眠の質も良くなるのです。

細胞が元気になり新陳代謝が促進される

人間が健康を維持するためには、血液をはじめとする体液がごく限られた範囲の弱アルカリ性(pH7.35~7.45)でなければなりません。
なぜなら、体液がこの範囲のアルカリ性でなければ人間の細胞は正常に機能しないからです(pHとは液体中の水素イオン濃度を表しており、この数値が7.0を下回ると酸性とされます)。

しかし、現代の生活では人間の体は酸性に傾きがち
その主な原因は食生活にあると言われています。
現代の西洋化された食生活で多く摂取される白米や麺類、パン、肉類、乳製品、さらにはインスタントや冷凍食品などは酸性食品と呼ばれ、私たちの体を酸性にしてしまうからです。
逆にアルカリ性にする食品は、緑黄色野菜や根菜、豆類、果物、海藻類など。

そして、体が酸性に傾いてしまうと、細胞が本来の働きをすることができなくなるため、免疫力が低下して病気にかかりやすくなったり、アレルギーや便秘、慢性疲労などに悩まされたりするといった症状が現れます。

しかし、マイナスイオンには酸性に傾いた体をアルカリ性に戻す働きがあります。
血液が酸性になると、プラスの電気を持つ陽子が血液中に多くなるのですが、マイナスイオンがこの陽子を除去してくれるからです。

これにより、普段の生活で酸性に傾きがちな私たちの体が適切な弱アルカリ性に保たれ、そのおかげで1つ1つの細胞も元気に活動できるようになります。

そして、細胞が元気になると、細胞が栄養素を取り込み、老廃物を排出し、古い細胞から新しい細胞に入れ替わるという新陳代謝がスムーズに行われるようになるのです。

血液から細胞へ正常に酸素が供給される

私たちの呼吸によって体内に取り込まれた酸素は、血液により体の各器官に運ばれますが、その際、血液中に存在するヘモグロビンの働きが重要になってきます。
ヘモグロビンは肺で酸素を受け取り、血液の流れに乗って体の隅々まで運び、各細胞に供給します。

この時、ヘモグロビンの中で酸素の受け渡しを行っているのが鉄分です。
鉄分は、ヘモグロビンを作るために必要不可欠な栄養素であると同時に、肺で酸素を受け取り体中の細胞に供給するという重要な働きを担っています。

血液から細胞に供給された酸素を受け取るのは、細胞内のミトコンドリアの役目で、以上のような仕組みで運ばれてきた酸素が細胞のエネルギー生成に使われます。

そして、この一連の仕組みが正常に機能するには電気の力が必要であり、そのため正常な血液には高い濃度の電子が含まれています。
マイナスイオンを体に取り込むことで、血液中の電子が多くなり、血液が本来の働きを取り戻すことができるのです。

活性酸素を除去することで、血流を良くして体調不良や老化、高血圧、ガンを予防

呼吸によって体内に取り込まれた酸素は、代謝の過程で他の分子と結合して活性酸素となります。

活性酸素は、電子欠損といって電子が不足している状態にあるので、常に他の原子から電子を奪おうとしています

先ほども見たように、電子は血液や細胞が正常に機能するのに重要な役割を果たしますが、この電子が活性酸素に奪われると、血液や細胞は本来の働きができなくなってしまいます。

これこそ、活性酸素が私たちの体に及ぼす様々な悪影響の原因なのです。

活性酸素が増えると・・・

血液中に活性酸素が増えると、血管の壁(血管内皮)を作っている細胞からも電子が奪われて活動が鈍るため、血管が硬くなり心筋梗塞や脳梗塞、脳卒中などの原因となります。

血管が硬くなると、血圧も高くなってしまいます

また、細胞の老化はシミやシワの原因にもなります。

さらには、細胞の機能が衰えるため、ガンが発症するリスクも高くなるのです。

マイナスイオンが活性酸素を除去

この恐るべき活性酸素を除去してくれるのがマイナスイオンです。

>> こちらのページにも書きましたが、マイナスイオンは陽子よりも電子の方が多い原子ですので、活性酸素に電子を供給してくれます。

その結果、活性酸素は水になって除去され、私たちの体から電子が奪われることはなくなります。

つまり、マイナスイオンは、活性酸素が私たちの体から電子を奪おうとするのを防いでくれるのです。

そのおかげで、血液の流れも細胞の働きも正常になり、体調不良や老化、高血圧、ガンの発症を予防することができます。

マイナスイオンで空気がきれにいなれば、体調も良くなる

私たちの体調は、私たちが吸っている空気に影響を受ける部分も大きいので、その空気がきれいになれば、結果的に体調が良くなることも十分期待できます。

今すぐ対策が必要な室内空気汚染!

最近では室内空気汚染という言葉も聞くようになりました。
広く地球規模で空気が汚れる大気汚染だけでなく、室内という限られたスペースでも空気が汚染されているのです。

たくさんある!室内空気汚染の原因

私たちが対策を考えなけれならない室内空気汚染の原因は、決して少なくありません。

家の中で発生するカビやダニ、ホコリやハウスダスト、さらに接着剤や塗料といった家屋の材料から漏れ出る様々な有害物質
窓を開ければ、外から侵入してくるウイルス、花粉、PM2.5に車の排気ガス、工場の排煙
もちろん、生活する中で出てくるニオイも室内空気汚染の原因となります。
さらに、私たちの身近にある様々な電子機器から発生する電磁波も、私たちの体調に悪影響を与えると言われています。

現代の環境はマイナスイオンよりプラスイオンが多い!

現代は、人間の生産活動の中で非常に多くの物質が燃焼されますが、この物質の燃焼によって、大量のプラスイオンが発生します。
プラスイオンはマイナスイオンと正反対の働き、つまり人間の健康にとって悪い影響しかありません。

本来の自然環境であれば、マイナスイオンとプラスイオンは、空気中に同じ数だけ存在するものなのですが、現代の環境はそれが崩れています。
先ほど書いたような人間の生産活動の結果、マイナスイオンとプラスイオンの比率が1対1.2となっているのです。
一定の空間にマイナスイオンが100個あるなら、プラスイオンは120個もあるという計算です。

もちろん、部屋の空気を入れ替えるために換気は大事です。
ただ、残念ながら、外の空気も有害な物質を含んでおり、決してきれいとは言い切れません。
であれば、室内空気汚染の対策としては、外の空気も取り入れながら、部屋の空気をきれいにするしかありません

マイナスイオンが部屋の空気をきれいにする仕組み

マイナスイオンは、以下のような仕組みで、お部屋の空気をきれいにしてくれます。

上でも書いたように、マイナスイオンは電子が陽子より多く、マイナスの電気を帯びている原子です。
電子が陽子より多いということは、電子と陽子のバランスが崩れた状態なので、マイナスイオンは常に空気中の何らかの成分と結合して安定した状態になろうとします

そこに、先ほど挙げたような有害物質が漂ってくるとどうなるか。
マイナスイオンは安定した状態になろうとして、空気中の有害物質に吸着するのです。
そして、マイナスイオンが吸着すると、有害物質は重くなって床に落下するため、お部屋の空気がきれいになります。

さらに、マイナスイオンには、ニオイ成分を分解したり、ウイルスを不活化・無力化させたりする効果もあることが、数々の実験で明らかになっています。

以上のように、マイナスイオンがお部屋の空気をきれいにしてくれることによって、有害物質を吸い込みにくくなるため、私たちの体調も良くなるのです。

健康に不可欠な空気の「質」にこだわりたいあなたへ

以上、マイナスイオンが私たちの体にもたらしてくれる代表的な効果でした。

体に良い効果がたくさんのマイナスイオン。
これをあなたの生活に取り入れることで、より健康的な毎日が送れるようになります。

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